夏場の暑い日や梅雨の湿気が多い日、また寒い次期にはエアコンを起動させる日も多くなってくると思います。エアコンは使用すればするほど内部にはどんどん汚れがたまっていきます。エアコンの汚れは病気や肺炎の原因、故障のリスクも大きくなるので当社では定期的なエアコンクリーニングをおすすめしています。ただ、エアコンクリーニングをプロにお願いしようとしたときに「お掃除ロボ機能付きかどうか確認が必要です。」とよくお掃除のサイトには記載しているかと思います。そもそもお掃除ロボって何?という疑問にお答えしようかと思います。ちなみに先日京都で有名なユーチューバー「コタツは~~ん!!!」のご自宅にお伺いしてエアコンクリーニングを行いました!こちらはお掃除機能なしのエアコンでしたが、エアコンクリーニングの流れが非常にわかりやすいと思いますのでぜひご覧ください。
お掃除ロボ機能付きエアコンはなぜ高い?
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実はお掃除機能付きエアコンとお掃除機能がついていないエアコンとではエアコンクリーニングの料金は変わってきます。お掃除機能付きのエアコンをクリーニンするには非常に手間と時間がかかってきてしまうため、お掃除機能付きエアコンの方が値段が高くなってしまいます。というのも、お掃除ロボ機能無しエアコンとお掃除機能付きエアコンとでは内部構造が違い配線などの細かな仕様が異なるため、エアコンを熟知している者しかクリーニングを行うことができません。お掃除ロボ機能付きは故障のリスクも高くなり必然と慎重な作業が求められ結果としてお掃除ロボ機能付きエアコンクリーニングの金額が高くなってしまいます。当社でもお掃除ロボ機能付きエアコンを分解洗浄できるスタッフは限られています。他業者で、お掃除ロボ機能付きエアコンクリーニングをお断りするといった方もいらっしゃいます。
当社では少しでも金額をお安くさせていただくために独自で主要メーカー6社のお掃除ロボ機能付きエアコンを用意し、「エアコンを分解洗浄研修室」を作り日々技術向上、育成を務めております。
お掃除ロボ付きエアコンとは?
そもそもお掃除機能付きエアコンとは何?と思っていらっしゃる方もおられると思います。お掃除ロボ機能付きとは、「自動お掃除」や「自動洗浄」、「お掃除ロボット」などメーカーによって様々な呼び名があります。お掃除機能付きのエアコンは、お手入れ不要とうたわれ家電量販店などで勧められ購入された方も多いと思います。お掃除機能付きなので本体内部もきれいにしてくれるのかと思いきや、そうではありません。お掃除ロボ機能付きというのは、「フィルターのみを自動で洗浄してくれるロボ」という意味なのです。要するにフィルターだけしか自動でお掃除をしてくれません。しかも、ダストボックスに溜まったゴミは掃除をしないためダストボックスをご自身で定期的にお手入れしないとお掃除機能の意味を成さなくなってしまいます。本体内部を洗浄してくれるわけではないので、本体内部に付くカビやホコリはそのまま増え続けてしまいます。なので、お掃除ロボ機能付きだとエアコンクリーニングをしなくてラッキー!というのは大きな間違いで、エアコンお掃除ロボ機能がついていてもエアコンクリーニングは必要です。エアコンは熱交換器で空気を温め・冷やし排出する為、熱交換器に湿気が溜まりカビが付着してしまいます。上記にも記載しましたが、お掃除機能付きといってもエアコンフィルタ―のホコリを取るだけで本体内部を洗浄するわけではないため汚れてしまいます。また注意していただきたいのが、内部クリーン機能です。こちらはよく勘違いされる方も多いのですが、この内部クリーンはエアコンの電源を切った後に送風をするだけの機能なので汚れを取るけではない為、内部クリーン機能がていていてもエアコンクリーニングが必要となります。
下記写真は、エアコンクリーニング作業前後写真です。クリーニング前は写真のようにカビがたくさん付着してしまいます。
クリーニング作業前
クリーニング作業後
お掃除ロボ機能付きエアコンの落とし穴
エアコンを家電量販店などで購入する際、「10年はお掃除が不要ですよ」と勧められお掃除ロボ機能付きエアコンを購入した方も多いはずです。しかも購入する際に「お手入れ不要」といわれて購入しているので本当に「手入れが不要」と思っている方がかなりおられます。年間1000件ほどのエアコンクリーニングにお伺いしますが、「10年ほどお掃除不要といわれたので、はじめて依頼しました」というお客様が非常に多いです。そしてそのエアコン本体内部はカビがびっしり付着しており、お客様ご自身もビックリされることが多くあります。年々、技術の進化に伴ってエアコン本体内部にカビが生えにくくなっているエアコンも増えてきてはいますが、10年間クリーニングをしないとさすがにエアコン内部は汚れていきます。
当社ではお掃除機能無しのエアコンを購入をお勧めしておりますが、どうしてもお掃除ロボ付機能付きエアコンを購入したいとお考えならばリビングだけは設置してを避けてください、ということです。特にキッチンに近い場所は要注意です。エアコンの説明書にも、「エアコンフィルターに油が付着したらフィルターを取り外し洗浄してください」と記載があります。リビングにはキッチンがあるお家がほとんどでしょう。換気扇で排出しきれなかった油煙をエアコンが吸い込んでしまいます。油を吸い込んだフィルターは目詰まりをおこし、放置しておくとエアコンフィルターのお掃除機能がうまく作動しないこともあります。また油を吸い込んだフィルター、本体の汚れは非常に落ちにくくフィルター、本体の掃除に時間がかかってしまいます。いまどきのお掃除機能つきエアコンは非常に性能がよく目を引かれる部分も多いですが、こういったことが実はお掃除機能エアコンの落とし穴だと思っています。
お掃除付きエアコンかどうか調べる方法
そもそも自分の家のエアコンがお掃除機能がついているかどうかよくわからない、と思われる方も多いでしょう。当社でもお客様とお電話でやり取りしていく中でこうお答えする方が多くおられます。では、自宅のエアコンがお掃除ありかなしかを調べる方法についてお教えします。まず、「リモコンを確認する」です。リモコンに「お掃除」「おそうじ」「フィルター掃除」「手動掃除」などの表記がある場合はお掃除ロボット機能つきエアコンの場合が多いです。次に「フィルターが簡単に取り外せるか」です。エアコン本体の全面パネルを開いてエアコン内部にあるフィルターが簡単に取り外せることができれば自分でお掃除をする設計のため、エアコンロボット機能がついていない可能性が高いです。逆に、自動お掃除機能がついていればフィルターが半分しか見えていなかったり、ロックがかかっていることがあります。次に「本体の厚みの確認」です。お掃除機能付きエアコンの場合、エアコンを横から見たときに奥行きや厚みがあります。自動お掃除運転をつけるためにエアコンに厚みがあるといわれているからです。最後に「説明書を見る」です。多くの説明書にはお掃除機能付き、ダストボックスがある、など記載があるのでわからない場合は説明書を見てもいいかもしれません。それでもエアコンクリーニングを依頼する際にわからなくても問題ありません。型番をお教えいただければ調べてくれる業者がほとんどなので聞いてみてください。
お掃除ロボ付き機能付きエアコン
お掃除ロボ機能無しエアコン
お掃除ロボ機能付きエアコンを実際にクリーニングしてほしいけど、どのように作業するのかわからないという不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。当社ではお客様に少しでもサービスの内容をご理解いただけるようYouTubeでエアコンクリーニングやハウスクリーニングの作業風景を定期的に更新しています。ぜひご覧いただいて参考にしていただきよろしければチャンネル登録のほどよろしくお願いいたします!
当社では、実際にエアコンクリーニングの施工に行かせていただいたお客様に「エアコンクリーニング後の汚れを付きにくくする方法」といったエアコンに関する有益な情報もお伝えしています。エアコンクリーニングをしたのに、すぐに汚れてしまっては費用もかかってきますし悲しくなりますよね。他にもエアコンに関する様々な情報も発信しておりますので、よろしければご覧ください。
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当社は京都と滋賀を中心にハウスクリーニングやエアコンクリーニングなど総合清掃サービスを行っています。対応エリアを京都と滋賀に限定し、ウェブ集客に特化、自社施工することで低価格で高品質なサービスの提供が実現できています。日々多くの現場で施工を行っており、お客様からの実際の声も多数いただいております。ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、定期清掃、日常清掃、高所作業等でお悩み・お困りの方はお気軽にご相談ください。