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全国賃貸住宅新聞 企業研究vol.020 2019.7.1発行

【「起業する」と決め、大学卒業後、すぐにマイジョリティサービスを立ち上げた芝田裕也社長。京都府・滋賀県においてハウスクリーニングや建物清掃をメーンに行っている。このほかインバウンド需要でにぎわう京都において簡易宿舎の運営や、ベットメイキング、害虫駆除を手掛けるなど事業を拡大している。今後の展開について話を聞いた。】

 

-大学を卒業してすぐに会社を立ち上げているのですね。

小学3年生のときに、父親が起業しましたが、子供ながらにあこがれと尊敬の念を抱いていました。いつか起業すると夢に見ながら大学生になり、飲食店やぐるなび(東京都千代田区)の新規企画獲得スタッフとして飛び込み営業から集金まで行うなどさまざまなアルバイトをやってきました。どんな業務も人並み以上にこなせたので、就職ではなく起業することを決心しました。当時、たまたま清掃のアルバイトをしていた友人を手伝うことになり、修行をしました。ハウスクリーニングという事業ならあまり初期費用をかけずビジネスができると思い、マイジョリティサービスを立ち上げました。

 

-ウェブサイトでの集客が奏功していると聞きました。

設立からしばらくは手探りでなんとか仕事をもらえていました。しかし、安心したのもつかの間、立ち上げから1年足らずでリーマン・ショックが発生。全くと言っていいほど仕事が取れなくなりました。鳴かず飛ばずでいた2010年、ある人から「ウェブサイトを充実させ、そこから集客したらどうだ」とアドバイスを受けました。当時は今以上に中小の清掃会社がウェブサイトを持つことはほとんどなく、社長が前に出てくること自体ありませんでした。
そこで、イメージキャラクターのごとく、自信を前面に出して、設立の経緯やあいさつ文を入れました。また、清掃代金の相場があるようでなかったため、料金表を作って公開したり、サービス内容が一目瞭然で分かるように写真を掲載して説明文を入れたりしました。すると、管理会社やオーナー、食品工場やメーカー、一般家庭、宗教法人など方々から受注が入り始めました。中には国宝の清掃を行うこともありました。
現在、売り上げ全体の25%がハウスクリーニングで管理会社やオーナーからの依頼が年々増加し、取引先は1000社を超えました。

 

-京都で簡易宿泊所の運営を行っているようですが稼働率など状況はどうですか。

宿泊施設を貸し出す人と借りたい人のマッチングサイト『Airbnb(エアビーアンドビー)』が黒船のごとく現れた15年、京都府内のマンション1棟をオーナーから転貸し、民泊の運営を行いました。同様に民泊営業している管理会社やオーナーなどからベットメイキングしてほしいと依頼が急増し、150件対応していました。そのため、一事業として部門を立ち上げることにしました。法整備された現在は、40件ほどの簡易宿舎ベットメイキングを行っています。
当社では簡易宿所を京都駅前、十条、烏丸などに次々と開業し、最大11棟運営していました。順調でしたがそれらの大半を売却し、18年、二条城近くにある大型の物件を手に入れました。『京都っ子』の名称で、月間200万円の収益が発生すると予想。期待をかけオープンしました。しかし、想定の3割ほどの売上しか出ず、毎月250万の赤字を出しました。それでもリカバリーできるだろうと数か月間、能天気に考えていました。しかし、4500万円あった貯蓄は250万円まで減りました。さらに追い打ちをかけるように、社員、幹部社員の退職が続き、人手不足の上に人件費の高騰などで一気に苦境に陥りました。清掃事業自体は安定しているというものの、このままではショートしてしまうと思い、経営の基本に戻って収入に対して支出が少ないように整理しました。京都ではビジネスホテルが次々と建設され、京町家や新築の一棟貸しも増えていて供給過多になっています。エリアの選定は当然ながら、しっかりとしたコンセプトや運営が非常に重要になっていると痛感しました。

 

-害虫駆除やハト対策など横展開をしていくそうですね。

清掃する中で、ゴキブリやネズミの駆除ができないかと以前から依頼がありました。ベットメイキングを行う簡易宿所においては、海外から持ち込まれたと思われる南京虫をどうにかできないかという相談を多く受けるようになりました。そこで18年、専門会社と提携しました。清掃を同時に賃貸住宅から民泊、工場などで幅広く提供できるよう対応しています。
また、害虫駆除だけでなく、クロスの張り替えや塗装による施工、カビ落としなどニーズに対応し、横展開できるよう体制を整えていく予定です。

 

-さまざまなサービスを提供する一方、対応エリアを京滋に絞っていますね。近畿一円や首都圏に進出して規模拡大も検討していますか。

あくまで、経営の柱は清掃で、自社施工で行っています。大手や幅広いエリアで展開する中堅の清掃会社と対抗しても勝ちようがありません。京都と滋賀という住宅、工場、神社仏閣、あるいはホテル、簡易宿舎があるエリアにおいてすぐ対応できるよう特化させています

 

-最後に一言お願いします。

先日、ウェブサイトのリニューアルを行いました。見やすさや検索のしやすさはもちろんですが、サービス内容や料金表示などさらなる細分化を図り、ユーザーからいただいた良い口コミ、悪い評価もすべて公開し、透明性を高めています。さらに現金や振り込み、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、さまざまな方法で支払いができ、各種ポイントがためられるようにするなど利用しやすくしています。「ユーザーの真のニーズとは何か」これを日々探求し、京滋エリアで清掃会社といえばマイジョリティサービスに依頼すれば間違いないといわれるよう努めていきます。

 

全国賃貸住宅新聞 2020.4.20発行

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コロナ発生施設の消毒対応 マイジョリティサービス 関西一円で

清掃会社のマイジョリティサービス(京都市)は新型コロナウイルス発生施設の消毒作業を行っている。
防護服を着用したスタッフが対応。清掃の手順や防護服の着脱など徹底。作業後は同社が運営するゲストハウスに隔離するという。
同社ではこれまでノロウイルスや食中毒が発生した施設で消毒作業を行ってきた。新型コロナウイルスについては2月から私鉄や政令指定都市の上下水道局などからの依頼があり、せこうしている。芝田裕也社長は「消毒エタノールがある程度調達できノウハウを身につけたため、関西一円で対応していきたい」と話す。費用は平米あたり200円(税別)。

2018年に起きた祇園のダクト火災について取材を受けました

とくダネ紹介画像

ダクト清掃の必要性

ダクトは換気をする役割を担っているため飲食店・店舗などで必ず定期的に清掃を行う必要がある。また、調理施設、飲食店などは防火管理の為に条例で義務付けられており消防局は排気ダクトフードの清掃を定期的にすることを推奨している。
ダクト清掃は市販の薬品で汚れを落とすことが難しいため、ダクト清掃専用の薬品を用い清掃を行うことが必要となる。またダクト清掃を行う際、分解できるものはすべて取り外し清掃をすることでダクト本来の機能を果たす。
ダクト清掃を行う際、汚れを緩くするために火を使用し清掃を行うと火災の原因となるため火の使用は厳禁となる。

当社での、ダクト清掃費用は30,000円~100,000円程で施工。

ダクトフードの清掃メンテンナンスで火災からお店を守りましょう!京都・滋賀のダクト清掃なら当社へ!

全国賃貸住宅新聞 2016.3.28発行

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民泊支援強化にて事務所移転 マイジョリティサービス 物販販売も展開

清掃会社マイジョリティサービス(京都市)は民泊支援事業強化のため、事務所を長岡京から京都市内に移転した。
現在、月間700件手掛ける民泊向けのベッドメーキングに加え、理念のレンタルや訪日客への物販販売を展開する。同社ではグループウェアソフトのサイボウズや独自のシステムを活用してクラウド上で清掃業務を管理している。そのため、社内の円滑な情報共有を促し、顧客共有を促し、顧客の要望に迅速に対応できている。そのノウハウを生かしサービスを提供する。

全国賃貸住宅新聞 2014.9.1発行

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【何でもネット検索 腰痛も自力で克服 マイジョリティサービス(京都府長岡京市)芝田裕也社長(30)】

インターネットで検索するのが趣味というマイジョリティサービス(京都府長岡京市)芝田裕也社長。先日、バスケットボールの試合中に腰を痛めたため、寝転びながら「腰 痛い 治し方」とiPadで検索した。そしてウェブサイトに記載されている方法で自力で腰痛を治し、見事復活を遂げた!さっそく次の試合に出場したという。
「治ったと思ったので第3試合には出ました。でも翌日から痛くて全く動けなかったんですよ」と笑顔で話す芝田社長。腰痛を治療するための病院検索もiPadで調べたとか。

全国賃貸住宅新聞 注目企業をクローズアップ 2013.7.15発行

 

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空室清掃年間約2000室 マイジョリティサービス スタッフ全員で情報を共有しすばやく対応

京都・滋賀のエリアでハウスクリーニングや空室清掃、共用部の定期清掃、賃貸の原状回復工事を提供しているマイジョリティサービス(京都府京都市)。空室清掃は年間2000室行っており、3月の繁忙期には1日で20室行うこともある。
同社はチラシや飛び込み営業などをせず、集客方法を自社のホームページに絞っている。経費を最低限に抑えているので、安価でサービスを提供することが可能だ。そのためホームページには特別力を入れている。トップページにエアコンクリーニングのページを作ったところ昨年の3倍問い合わせがあったのだという。
同社では、スタッフの自主性を尊重しているため、基本的に現場判断に任せている。担当者が現場を見て、提供先の利益に貢献するためにはどの清掃や工事が必要か判断して進めていく。また、提供先の物件の情報をデータ化し、スタッフが緊急時やクレームに素早く対応できるようにしている。自主性に任せるため、人材教育にも力を入れており、定期的に同社の芝田裕也社長と一対一で面談を行っている。社員は3か月に一度、パート・アルバイトは半年に一度。面談では、給与の話、職務態度、今度どうしていきたいかなどを話す。
今後は、現場の状況をデータ化し、スタッフ全員が把握して、次の仕事に動きやすいようなシステムをつくり、使用していく。

全国賃貸住宅新聞 2017.7.24発行

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【ホテル・民泊最前線~京都編~ 訪日観光客に人気の京都では、宿泊所不足から、ビジネスホテルが建設されたり、京町家や賃貸住宅などが簡易宿泊所として運営されたりとさまざまな動きがみられる。今回は簡易宿泊所の許可を取り事業展開する企業をいくつかとりあげる】

「宿泊需要が増加するとともにヘスとハウスの参入も増え、物件調達も取り合いになっている」と話すのは、清掃会社やベットメイキングを行うマイジョリティサービス(京都市)芝田裕也社長。4月にゲストハウスの運営に乗り出し、戸建て住宅を賃借して運営している。改修中の物件を含め、現在7棟開業している。
1か月の賃料相場が28万円以下と日々上昇しているという。「京都駅付近や河原町など人気エリアは特に高騰している。見極めて物件を増やしていきたい」(芝田社長)