毎年5月頃になると、当社ではエアコンクリーニングの繁忙期になり毎日多くの現場に伺っています。2020年以降、新型コロナウイルスの影響もあってか、衛生面には非常に敏感な方が多く、いつも以上にエアコンクリーニングのご依頼が多くなっています。エアコンの内部にはホコリやカビが多く、そのカビを私たちが吸い込んでしまうことで咳がとまらなくなる夏型過敏性肺炎になることがあります。このような情報は去年に引き続き皆様収集され、ご依頼にいたるケースが多いのかなと感じています。昨今の環境でほとんどのご家庭がアルコール消毒液を常備されているかと思われますが、その消毒液を利用した事故が多数発生しているということで、今回この記事を作成し皆様に危険性を知っていただこうと考えました。
以前、当社のブログで「エアコンクリーニングは自分でできるの？」という記事を載せさせていただきましたように、エアコンクリーニングを自分で行うことは可能です。フィルターや外装パネルは自分で綺麗に掃除することは比較的簡単なので行っている方も多いと思います。ただ、この記事の中にも書いていますが、エアコンクリーニングといっても内部まで自分でするのはなかなか難しいのです。エアコンの構造をきちんと理解し技術を伴っていないと内部の汚れを取り除くことはできない場合が多いです。今回のこの火災事故も、今家にあるアルコール消毒液でエアコンクリーニングを行ったことが理由だそうです。基本的に私たちがお伺いしてお掃除をさせていただく際にはアルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウムなどは一切使用しません。高圧洗浄機で専用の洗剤と水で清掃していきます。エアコンにアルコール消毒液などを利用したら発火または故障する可能性があることを理解しているからです。当社の公式YouTubeチェンネルでもお話していますが、自分でエアコン内部を洗浄し、壊してしまった、壁や床を汚してしまった、取り切れなかった汚れが落ちてきた等という失敗例をよくお聞きします。部屋を汚してしまうだけならまだいいですが、今回のように火災が起きてしまったら家の修復に余計に料金がかさんだり、最悪の場合引っ越しをしなければいけないケースもあるでしょう。
今回の事故が発生したのはwithコロナの時代だからこそ起きた事故ではないでしょうか。今までにもエアコンからの火災事故は日本全国で発生しています。その原因として多いのがホコリです。そのホコリが原因でコンセント周辺から発火しトラッキング現象といわれる異常現象を起こしてしまうことがあります。これはどの家電製品にもいえることでしょう。私たちもエアコンクリーニングを行っているのでホコリが原因の火災が存在しているのは理解しており注意しています。また、自分でエアコンクリーニングを行った際に、電気部分に誤って洗浄液をかけてしまい火災が発生するケースもあります。ただ、家に残った消毒液での火災というのは私たちも今までに聞いたことがありませんでした。お客様や従業員にこのwithコロナ時代、更に注意喚起を行う必要があると感じています。
2021年もまた猛暑になると予想されていて、エアコンを稼働させることがこれから多くなってくるでしょう。マスクをしながらの仕事や学習など熱中症にも注意が必要です。エアコンは密になるのでできれば使用したくないと思われている方もいるとお聞きしましたが、熱中症になる可能性があり非常に危険なのでエアコンは使用してください。そのかわり、1時間に5～10分程度換気を行い（扇風機を窓に向けるのも効果的）空気の入れ替えをしましょう。そしてエアコンからカビの臭いがしたり、ホコリがふってきた等不快感を感じたらエアコンクリーニングを業者に依頼してみましょう。正しい知識と技術をもった専門業者にお任せするのが安全で安心できるのではないでしょうか。当社も専門業者の1つですので何かあればお気軽にご相談ください。
当社は「京滋の清掃会社.jp」を運営する株式会社マイジョリティサービスです。サイト名の通り、エリアを京都と滋賀を中心とし、自社施工、ウェブマーケティングに特化することにより低価格で高品質なサービスを提供できています。総合清掃サービスとしてハウスクリーニングやエアコンクリーニング、定期･日常清掃、ダクト清掃、高所作業、害虫駆除サービスなど多岐にわたり行っています。元々殺菌消毒作業も行っていたこともあり、近年では新型コロナウイルスの予防消毒、発生後消毒も承っております。ちなみにこちらの当社の消毒作業ですがメディアにて取り上げていただき実績多数ありますのでお悩みの方は一度ご相談ください。
実際に当社でエアコンクリーニング作業を行った事例記事もございます。また京都の人気YouTuber「コタツは~~ん!!!」のエアコンクリーニングを行いました！こちらも併せてよろしければご覧ください。
