エアコンのフィルターは水洗いでサッと掃除!お手入れの方法と必要性を解説

エアコンを使うシーズン中には、フィルターのこまめなお手入れが大切です。でもフィルターの掃除方法って、どうすればいいんでしょうか。水洗いだけで良いのか、洗剤を使うべきか、といった疑問から具体的な掃除の手順まで、年間5000件以上のエアコンクリーニングを行う実績のある「京滋の清掃会社.jp」がご紹介します。

 

 

<目次>

エアコンフィルターの仕組み

エアコンフィルターの掃除は水洗いで簡単

フィルター掃除をサボっていると発生するデメリット

フィルター掃除を行う3つのメリット

お掃除機能付きでもフィルター掃除は必要?

まとめ

 

 

エアコンフィルターの仕組み

<なぜフィルターに汚れが溜まるのか>
室内機(エアコン本体)は、上部のフィルターのある面から室内の空気を取り込んで温度調節し、冷風または温風として再び室内に出てきます。室内に漂うホコリや微細なゴミがエアコン内部に入り込むのを防ぐのがフィルターの役割なので、つまるところフィルターに汚れが溜まるのは室内の空気中にホコリなどの小さなゴミが存在するからと言えます。

<フィルター掃除の頻度>
エアコンのフィルター掃除は、使用頻度にもよりますが1か月に1回か、2週間に1回とされています。24時間ずっと運転させ続けているご家庭や、ペットを飼っているなど汚れが溜まりやすい場合、またキッチンに設置されている場合などは、より汚れやすいためこまめに掃除するようにしましょう。分解洗浄であるエアコンクリーニングは数年に1回の頻度でも大丈夫と言われている中、かなり頻繁にお手入れが必要なんだなと感じられた方もおられると思いますが、フィルターにはそれだけ汚れが溜まりやすいということでもあります。また、お手入れの際にも掃除が簡単なようにパーツはすぐ取り外せるようになっているので、身構える必要はありません。

<市販のシート型のフィルターについて>
フィルター掃除に関する便利グッズとして、エアコンのフィルターの上にさらに貼り付けるシート型のフィルターが市販されていると思いますが、当社ではそのような外付けのフィルターを取り付けることはオススメしません。本来想定されていない外付けのフィルターを取り付けることで空気の取り込みが阻害されたり、不具合の原因となる場合があります。また、後述するようにそもそもエアコンフィルターは水洗いで簡単に掃除することができます。そのため、市販のフィルターを購入することはトラブルのリスクと無駄な手間を増やすことになります。もし外付けのフィルターを使用している場合は、こまめに交換するのを忘れないようにしましょう。

 

エアコンフィルターの掃除は水洗いで簡単

フィルターに付く汚れの大部分はホコリなので、基本的には水洗いのみで汚れが落ちます。掃除の手順は以下の3ステップで、簡単に掃除できます。

  1. フィルターを取り外す
  2. フィルターの裏側から水を流す
  3. 陰干しで乾燥させて取り付け

 

①フィルターを取り外す
エアコンの前面パネルを持ち上げて、フィルターを取り外しましょう。この際、フィルターの周りに大量のホコリが付いている場合には、エアコンから取り外す前に周りのホコリを先に掃除機で吸い取っておきましょう。長年お手入れがされていなかった場合、フィルターの表面だけでなく周りにもホコリが付着していることがあります。フィルターを取り外す際にホコリが床に落ちたり室内が汚れてしまうので、先に掃除機である程度キレイにしておきましょう。取り回しの良いハンディタイプの掃除機などがなく直接ホコリを吸うのが難しい場合は、エアコンの下に新聞紙などを敷いておくとホコリの回収が楽になります。フィルターを取り外したら玄関先やベランダなど汚れてもいい場所に置いて、フィルターの表の面(ホコリが載っている方)を上にして掃除機で吸い取りましょう。エアコンが空気を取り込む際、フィルターの表の面から裏面へと空気が通るので、ホコリも表の面に付着します。裏面から吸い込むとホコリが取れないばかりか、フィルターの目に詰まる恐れがあるので注意してください。またフィルターはプラスチック製で、網目部分も見ての通り非常に細かい繊維状となっており、軽い力でも折れたり破れたりしやすいです。取り外しや掃除機をかける際には力がかかり過ぎないように注意しましょう。

②フィルターの裏側から水を流す
掃除機で吸い取っても汚れが残っている場合は、水洗いを行いましょう。浴室や洗面台で今度はフィルターの裏面から水を流します。裏面から強めの水圧でシャワーを当てれば、大半の汚れが取れていきます。網目部分の角や隅に残った汚れは、歯ブラシなどを使って優しくかき出して下さい。ただし、先ほど述べたように網目部分はとても力に弱いので、ブラシで強く擦ると破れて穴が開いてしまいます。ブラシを使う際はできるだけ優しく汚れをかき出してください。また、キッチンやリビングに置いてあるエアコンには、料理などの油分をエアコンが吸い込むことでフィルターにベタベタの油汚れが付着する場合があります。このような場合はブラシと一緒に中性洗剤を使ってベタベタ汚れを落としましょう。油汚れだからといってお湯を使用するのも控えておきましょう。熱いお湯を使うと温度変化でフィルターが歪んだり、劣化しやすくなります。

③陰干しで乾燥させて取り付け
フィルターを洗い終わったら、清潔なタオルを軽くポンポンと押し当てて水気を拭き取り、陰干しで乾燥させます。このとき、陰干しではなく直射日光に当てるとプラスチックが劣化してしまいます。また、ドライヤーで乾かすのも、急激な温度変化でフィルターが変形したり劣化する可能性が高いのでNGです。しっかり乾燥させることなく濡れたままフィルターを取り付けるのも、逆効果なのでやめておきましょう。エアコン内部に水分が溜まってカビの菌が繁殖するのを助長してしまいます。しっかりと乾ききったのを確認したら、フィルターの面や向きに注意しながら元のように取り付けましょう。

 

フィルター掃除をサボっていると発生するデメリット

エアコンのフィルター掃除をサボっていると空気中のホコリや小さなゴミなどが溜まって内部でカビが繁殖し健康被害が起きたり、嫌なにおいの原因になったり、汚れで内部が詰まって消費電力が増えるというデメリットがあります。このようなデメリットを防ぐためにも、こまめなフィルター掃除を行うのが大切です。

<カビが繁殖して健康被害が起こる>
カビの菌の多くは土壌に存在します。それらが風に乗って空気中を漂い、室内にも入り込んでエアコンのフィルター上にもカビの菌は存在しています。冷房や除湿を使った際には、空気を冷やす際に発生した結露水によってエアコン内部の湿度が上がり、カビが育ちやすい環境になります。さらにホコリがあればそれを餌にしてカビが一気に繁殖してしまうのです。エアコン内部で増殖したカビは、風と一緒に室内へ胞子をバラまいてしまいます。カビはアレルギーの原因物質であるアレルゲンとなって、鼻炎や咳などのアレルギー症状を引き起こし、最悪の場合はアレルギー性の肺炎を起こす可能性もあります。アレルギー体質の方はもちろんですが、免疫力の弱い赤ちゃんやご高齢の方がご家族にいる場合は特に注意しましょう。

 

<エアコンから出てくる風が嫌なにおいになる>
キッチンやリビングに設置しているエアコンのフィルターには料理の油分を含んだ油汚れが、タバコを吸う人がいる部屋ではヤニ汚れが付着します。こうした汚れがフィルター上でホコリと混ざり合い、頑固なベタベタ汚れとなって落としにくくなります。また料理やタバコ、ホコリやカビなど様々なにおいが混ざり合ってエアコンから出てくる風が臭くなってしまう原因になります。エアコンを使うたびに嫌なにおいに悩まされないよう、こまめにフィルターを掃除してにおいの原因となる汚れを防ぎましょう。

フィルターヤニ、ホコリ

 

<電気代が上がったり故障の原因になる>
ホコリが溜まっていくとフィルターが目詰まりを起こし、エアコンが空気を取り込む量が減ってしまいます。そうするとエアコンから出てくる風量が減ってしまうばかりか、少ない風量でなんとか部屋の温度を保つために常に最大稼働してしまうなど、余計な電力を消費してしまいます。そのため、エアコンの電気代が高くなってしまうのです。またエアコンが常に最大稼働していると内部の部品の劣化も早まってしまい、故障リスクも上がります。部品の劣化が進んで故障してしまうと交換による修理や、買い替えの必要性が出てくるなど費用がかさんでしまいます。

 

フィルター掃除を行う3つのメリット

上記のデメリットとは逆に、フィルター掃除をこまめに行うことで健康被害を防げる、エアコンの電気代が浮く、キレイになってクリーニング費用が浮くというメリットがあります。

<健康被害を防げる>
フィルターを掃除してエアコン内部をキレイに保っていると、くしゃみや咳などのアレルギー症状が抑えられる場合があります。エアコン内の空気の通り道であるフィルターがキレイであれば、室内に放出されるアレルゲンの量も抑えられます。そのため、こまめにエアコンフィルターを掃除することがアレルギー症状を防ぐことに繋がるのです。エアコンのお手入れと健康被害についてまとめた記事もありますので、興味のある方はご覧ください。

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<エアコンの電気代が浮く>
フィルターに溜まった汚れは空気の取り込みを阻害しているため、掃除することで風量が上がりエアコンのパフォーマンスが改善する可能性があります。いくらエアコン内で空気を温度調節しようと稼働しても、出てくる風が弱ければエアコンの周りの空気しか温度を変えることができません。風量が上がることで部屋の隅々まで冷風または温風を届けることができるようになるので、少ない電力で冷暖房が効くようになり、電気代の節約になります。

 

<クリーニング費用が浮く>
フィルターにホコリ汚れが溜まって目が詰まってしまうと、網目をすり抜けて小さいホコリやチリがエアコン内部に入っていきます。また、完全にフィルターが目詰まりを起こすとエアコンが何とか空気を取り込もうとして、フィルターの無い隙間から無理矢理空気が取り込まれてしまい、室内のホコリなどが直接エアコン内部に溜まっていくようになってしまいます。このように入り込んだホコリ汚れはカビの養分となって、エアコン内部でカビが繁殖します。エアコン内部で発生したカビ汚れは専門業者のエアコンクリーニングでなければ取り除くことができません。こまめにフィルター掃除をしていれば、エアコン内部への汚れの侵入を防ぐことができるので、キレイな状態が長持ちするのでエアコンクリーニングを頼む頻度が減ります。業者にエアコンクリーニングを依頼すると1回で1万円前後かかってしまうので、その分の費用を抑えることができます。

 

お掃除機能付きでもフィルター掃除は必要?

<お掃除機能付きでもお手入れが必要な理由>
自動でフィルターのホコリを取ってくれる「お掃除機能付きエアコン」は、その名称から普段のお手入れが不要だと思われがちですが、実際は人の手による掃除が欠かせません。エアコンに搭載されている自動お掃除機能とは、フィルターの表面に溜まったホコリを内蔵のブラシで自動的にかき取って集めてくれる機能です。そのため、フィルターをこまめに自分で掃除する必要はありません。しかし、多くの機種ではフィルターから集めたそれらのホコリは、「ダストボックス」という箱に溜まっていくので、定期的にダストボックスを取り外してホコリを捨てる必要があります。ダストボックがホコリでいっぱいになってしまうと、お掃除機能が低下してしまいます。容量は機種によって異なりますが6ヶ月に1回を目安にお手入れするようにしておきましょう。また、お掃除機能はフィルターのホコリの大部分を除去できるものの、100%キレイになるわけではありません。長期間使っていると、どうしてもお掃除機能で取り切れなかったホコリがフィルター上に残ってしまうので、ダストボックスを外す際についでにフィルターも取り外して水洗いするようにしましょう。さらに、上でも述べたようにキッチンやリビングに設置されているエアコンの場合はフィルターに油汚れが付くことがあります。ベタベタな油汚れは、お掃除機能の内蔵ブラシでの軽いかき取り程度では落とすことができません。逆に、取れないホコリが溜まることで不具合が発生することもあります。そのため、キッチン近くに置かれている場合も自分でフィルター掃除をする必要があります。

 

<フィルター掃除の際の注意点>
お掃除機能付きエアコンのフィルターは、内部の機械でホコリを取りやすいように通常タイプのエアコンと比べ、フィルターの網目が細かくなっています。ただでさえ破れやすいフィルターの網目部分がさらに弱くなっているので、水洗いの際にも歯ブラシなどでゴシゴシと擦ったりするのは控えましょう。

<2~3年に1回のエアコンクリーニングがオススメ>
自動お掃除機能がフィルターを掃除してくれていても、エアコン内部の汚れやカビを完全に防ぐことはできません。フィルターの網目を通過した小さなホコリや、冷房・除湿で発生した結露によって、少しずつ汚れがたまっていきます。当社が実際にエアコンクリーニングにお伺いした際も、ほとんどの自動お掃除機能付きエアコンの内部がホコリだらけ、カビだらけになっています。このようなエアコンの内部洗浄は、専門業者にクリーニングを依頼するのがオススメです。エアコンクリーニングでの分解洗浄を依頼する頻度は、お掃除機能付きエアコンの場合でも2~3年に1回とされています。お掃除機能付きエアコンは構造が複雑なので、専門知識を備えたプロに内部洗浄をしてもらいましょう。分解する際にも様々なパーツを取り外したり機械部分を保護したりする必要があるので、専門知識が無ければ破損や故障の原因になります。エアコン自体も高価なので、万一の破損や故障を起こしてしまった際でもきちんと対応してくれる業者を選びましょう。当社では自賠責任保険に加入しており、作業中に発生したトラブルにも責任を持って対応させていただきます。

エアコン オーバーホール

 

まとめ

エアコンのフィルターのお手入れについて解説してきました。月に1回、または頻繁に稼働させる方は2週間に1回を目安にフィルターを取り外して掃除するようにしましょう。あくまでもフィルターのお手入れは内部のカビ汚れを予防するためのものなので、エアコンがカビ臭いなと感じ始めたら、エアコンクリーニングを業者に依頼して分解洗浄してもらいましょう。

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