エアコンの寿命は何年?耐用年数と故障を防ぐメンテナンス方法!

このエアコン最近動きも悪いし買い替え時かも…と思っていても、エアコンの交換には大きな出費が付き物です。いつ買い替えたらいいのか悩んでしまいますよね。今回はエアコンが動かなくなった時のために、エアコンの寿命と耐用年数やメンテナンス方法について、清掃サービスを行う「京滋の清掃会社.jp」がご紹介します。

 

<目次>

エアコンの耐用年数とは

寿命を延ばすために必要なメンテナンス

修理か交換か悩んだとき

まとめ

 

エアコンの耐用年数とは

エアコンの寿命について
エアコンの寿命はメーカーやモデル、使用環境によっても異なりますが、一般的に10年から15年程度と言われています。内閣府の2017年の調査によると、使用年数が10~15年の間に半分以上のエアコンが買い替えられており、さらに20年を超えて使用されている数は1割未満と、ほとんどのエアコンが買い替えられているのが分かります。また、エアコンには各メーカー側が修理用パーツの保有期間を大体10年程度に定められています。10年以上使っているエアコンでは、故障したのでダイキン等の家電メーカーに連絡しても部品が無いので修理できません、と断られてしまうケースが多発するようになってしまうのです。こうした背景から、少なくとも9割のエアコンは20年で使えなくなってしまうため、10~15年の間に買い替えを検討するのが良さそうです。
 

出典:内閣府「消費動向調査」データによる家電製品使用年数調査報告書(2017年度版)

 

エアコンの法定耐用年数

また、国が定めるエアコンの法定耐用年数としては、6年・13年・15年の3つのタイプが存在します。法定耐用年数とは税法によって決められた品目ごとの大まかな寿命で、法人がエアコンなどの資産を購入した場合の減価償却処理の際に必要です。まず、エアコンが後付け・取り外しの可能な「器具及び備品(=家庭用のエアコン)」か、「建物付属設備(=埋め込み式などの業務用エアコン)」かによって大別されます。器具及び備品と見なされるエアコンの場合、法定耐用年数は6年となります。建物付属設備の場合、出力が22kW以下のエアコンのみ法定耐用年数13年とされ、22kWを超えるものは15年となっています。ただ、上でも述べたように実際に使用した場合の寿命は使用環境や使用頻度によって変わるため、これらの年数よりも短くなったり、長く使えることもあります。

  冷房の出力 法定耐用年数
後付け・取り外し可能なエアコン  - 6年
埋め込み式などの業務用エアコン 22kW以下 13年
埋め込み式などの業務用エアコン 22kWを超える 15年

 

 

寿命を延ばすために必要なメンテナンス

こまめなフィルターの清掃

エアコンの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスと適切な使用方法が欠かせません。エアコンが正常に動作するためには、フィルターが清掃され、室外機にも異常がないようチェックする必要があります。中でも、フィルターの清掃はエアコンの性能を維持するために非常に重要です。フィルターには空気中のほこりや汚れが付着するため、汚れが溜まっていくとエアコンの性能が低下し電気代が上がる・負荷がかかって故障の原因になる場合もあります。エアコンの使用頻度や環境によっても異なりますが、1か月に1回程度はフィルターを自分で外して掃除するようにしましょう。

フィルター洗浄

 

定期的なエアコンクリーニング

こまめにフィルター清掃をしていてもエアコン内部までは掃除できないため、使用年数が長くなると内部に汚れが溜まっていきます。そうしたホコリや汚れによって余分な負荷がかかると、やはり部品の劣化が早くなってしまいます。エアコンの使用頻度や設置状況により頻度は異なりますが、約2年に1回のエアコンクリーニングを行うことで、エアコンの寿命を長持ちさせることができます。本体から異音がする、出てくる風が弱い、などの問題もエアコンクリーニングによって改善できる場合があります。当社ではこのようなご相談・お見積もりを無料で承っています。お気軽にお問い合わせください。

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エアコンクリーニングのよくある質問

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室外機の清掃

室外機に異常がないか定期的にチェックすることもエアコンの寿命を延ばすためには重要なメンテナンスです。室外機は外に置いてあるため、ほこりや汚れが溜まりやすいです。室外機という名前の通り、元々外に置いて使用する物のためある程度の汚れは想定された構造にはなっています。しかし、長期にわたる汚れや小枝・葉っぱなど異物が入り込むことが原因となって故障やエアコンのトラブルを発生させることがあります。そのため、定期的に室外機を清掃しながら異音や詰まりが発生していないかなどをチェックし、異常があれば早めに対処することが大切です。最低でも一年に一回、使用シーズンの前に確認しましょう。

 

 

風量調節と温度調節

また、使用時の風量や温度も適切に調節することでエアコンの寿命を延ばすことができます。いつも風量や冷暖房を極端に強く設定していると、エアコンの部品に負荷がかかってしまい劣化が進みます。故障の原因にもなるため、風量や温度は使用環境や季節によって程よく調節することが大切です。

エアコンクリーニング

 

修理か交換か悩んだとき

エアコンが故障した場合、修理するか買い替えるか悩むことがあります。修理すべきか交換すべきかは故障内容やエアコンの年数、修理費用などを考慮して判断しましょう。上で述べたようにエアコンの修理用パーツが保管されている期間は大体10年のため、エアコンの型番や製造年を確認して10年以内であれば修理を考えましょう。また、年数に関係なく故障やエラーが頻繁に起こるようであれば買い替えを検討することも必要です。

まとめ

今回は、エアコンの寿命や耐用年数、メンテナンスなどについて解説しました。お持ちのエアコンがまだしばらく使えると分かって安心された方もいる一方で、10年以上前の機種を使っていて「そろそろうちのエアコンも寿命かも…」と不安になった方もいらっしゃると思います。もしエアコンが本当に寿命を迎えている場合、そのまま使用し続けると故障して修理費用がかさんだり、突然動かなくなってしまったりする可能性があります。夏や冬の時期に突然エアコンが動かなくなると非常に困るので、使用シーズンの前には確認作業を行い正常に動作しているか、異音など故障の兆候はないかをしっかりと確認しておきましょう。

 

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